フルマラソンやトライアスロンなどの大会に出場し、好成績を連発する人をしばしば見ることがありますが、あのようなハードで体力の消耗が著しい競技に参加してまったく疲れないという方もたくさん存在します。
普通であれば、トライアスロンのスイムだけでも泳ぎ切って帰ってくればへとへとになり、もう二度とやりたくないと思うのが当たり前の感覚です。
では、何故、あれらの競技者は競技前と競技後で全体重の5パーセントもの体重を失うくらいの激しい運動でも疲れることがないのでしょうか?
勿論、アスリートであれば単純に一般人である我々との比較は適正とは言い難いものです。
誰もが10キロを走れるわけではありませんし、自転車で40キロもの道のりを駆け抜けることが出来るはずがありません。
しかし、彼らの生活は普段から効率よくエネルギーを燃やす体質に改良している取り組みがあります。尋常ならざるハードなトレーニングを除外すれば、参考になる生活習慣は必ず存在するのです。
競技自体を私達の生活に置き換えて見れば、その生活に対するモチベーションを保ち、能動的に、そして物事に対して積極的に取り組むことができる人は、疲れをあまり感じずに前向きに進んでいける人と言えるかもしれません。